今日のひとRiごと(2004年4月)

2004年04月15日
21:19 残業で遅く帰ってきたら、「日本人人質開放」の特 別番組で各テレビ局は大騒ぎ。「結果よければ、全て良 し」の結末になりそうだ。今回の人質事件に関しては、こ れまでに多くの世論が入り乱れた。人道的ではない意見 を代表して、「自業自得」の声も多かった。▲ 外務省の 「海外渡航情報」の情報提供不足・危険度の判断ミスなど も否めないが、何もこの時期に、バクダットに行く必要は、 普通の常識では有り得ない。個人で復興作業や慈善事業 などを遂行することが難しいから、自衛隊が派遣されたの である。個人で行くのなら、沈火を待ってから行っても遅く はない。火事場にひとり飛び込んでも、消火活動の邪魔 になってしまう。▲ 自身の経験では、海外渡航の際、第 一に、危ない国には行かないことにしている。第二に、安 全な国の渡航でも海外傷害保険はタップリと掛ける。第三 に、万一の場合は「(自分は)死んだものとして」、政府や 関係各庁に迷惑を掛けないように家族に念を押してから 出国する。▲ そもそも、留学や海外出張による海外渡 航は、本人の決意よりも家族への説得に費やす労力が大 きな壁になることが多い。人質が無事解放された(される) ことで、この件に関するコラムを蔵出しした次第です。





戻る
前へ
次へ