今日のひとRiごと（２００4年7月）

2004年07月29日

22:21　プロ野球が俄然面白くなってきた。９月のオーナー会議にて１リーグ制か２リーグ制が決定するらしい。興味の無い輩たちにとっては、１リーグでも２リーグでも、どうでもいい話だ。拙者が物心ついたときから日本のプロ野球は２リーグ制だったものだから、これが統合されてしまうのも寂しい話である。ただし、伝統の制度を守るだけで、存続を訴えるのはコメの自由化を訴えた農家と同じで、選手たちにとっては「聖域」だからだ。合併して、一軍登録の選手数が減らされれば、選手にとっては死活問題。事実上のリストラである。本当に野球を愛してプレーする選手がいれば、こんな問題は起こらないはず。あくまでも報酬が前面に出ている選手の輩たちが多いから経済問題にまで発展するんですよね。まあ、プロ野球の１選手なんかになるより、プロ野球のオーナーになる方が遥かに難しいです。よって、この問題の勝敗はオーナー組の勝ちとしたいところですが、年収１億円以下の強打者プレーヤーでも現れれば、２リーグでも３リーグでも充分に経営はやっていけるはず。デフレの世の中にあって、インフレが続くプロ野球界だからこそ、こんな歪みが生じるのではないでしょうか。合併問題・リーグ統一問題が決着した後の、選手等の契約更改の額が楽しみになってきた。いろんな諸問題含めて、プロ野球が面白い。