今日のひとRiごと(2003年5月)
|
|
20:49 今日、サイパン旅行で撮った写真の現像が仕上
がった。普通のプリントとは違って、焼き付け処理はされ
ていない、いわゆる現像だけされた短冊状の細長い35
mmのネガ・フイルムである。▲ここ数年我が愛用のカメ
ラで使っているリバーサル・フィルムの「フジ・ベルビア」。
このフイルムの価格は36枚撮り1本が約1000円でプロ
仕様。要冷蔵保存で、しかも感度(ASA)は50と、取り扱
いは超繊細だが、仕上がり色の表現は言葉では言い表
せない。肉眼で見た以上に色彩を大袈裟に再現してくれ
るので愛用している。▲仕上がったフイルムをライトパネ
ルの上に乗せ、拡大鏡でのぞき込む。気に入ったものだ
けを焼き増しに回すのだが、プロ用のフイルムだけあっ
て失敗作も多い。▲撮ったその瞬間に画像を確認できる
デジカメとは違って、現像・仕上がりまでの待ち遠しさが
古来のフイルム・カメラにはある。「旅はこの仕上がり画
像を見て初めて終了となる」。と言っても過言ではない。
▲拡大鏡ごしに写し出された南の島の風景は、太陽光
線の量が日本の数百倍だった。
|
|
|
|