今日のひとRiごと(2003年10月)
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20:17 新幹線、品川駅開業で新ダイヤを組んだJR。「の
ぞみ」に自由席を新設し、しかも大阪まで約2時間半。気
になる金額は片道約15,000円也。単純に往復だと3万円
か。ここで登場は、競争相手の各航空会社。値段は早い
段階での予約なら、新幹線より航空券の方が安い。飛行
時間も僅か1時間だが、問題は飛行場までのアクセス。
羽田と、関空もしくは伊丹まで(から)の交通費、時間は馬
鹿にならない。▲ そんなせせこましい対比とは次元が違
う話。目下、私が探している海外格安航空券はバリ行き
往復4万円以下。直行便だと往復7万円台が相場だが、
シンガポール等経由地で飛行機を乗り換えるとグッと安く
なる法則がこの世界では常識になっている。それでもその
方が安い理由は何か。それは不人気路線への強制割り
当て。つまり、一機のジェット旅客機に1人の客を乗せて
飛ぶのと500人の客を乗せようとも、飛ばす経費は同じと
いうこと。ならば空いてる席に少しくらいの客を只で乗せて
も、損失に変わりはない。そのチケットを売った代理店の
儲けが増えるだけ。これが海外格安航空券のしくみ。よっ
て、この手のチケットは出発のギリギリまで自分の乗る飛
行機会社や便名が決まらない。▲ 逆に、乗客同士の間
では、お互いにいくらの航空券でこの飛行機に乗っている
のかは誰も分からない。私が察するところ、往復で5万円
から、長距離の場合は10万円以上の差があると思ってい
る。別にチケットに額面が記載されているわけでもなく、そ
の点スッチーは平等にサービスしてくれる。安い航空券だ
からと言って機内食が抜かれた話はまず聞いたことがな
い。▲ しかし、途中乗り換えの度に機内食が食べられて
ラッキーと思っているのは馬鹿な証拠。「タイム・イズ・マネ
ー」の世の中、目的地に早く着くからこそ、高価な価値を
築いているのが航空運賃なのだ。安い恩恵を有り難がる
のは時間を持て余す年金生活者かフリーターくらいの者
だろう。
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