今日のひとRiごと(2004年1月)
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20:32 今日は朝から素晴らしいニュースがひっきりなしに
流れた。月面に基地を構えて、火星に有人飛行を計画す
るニュースだ。米・大統領のブッシュ自らがスポークスマン
を担当するのだから、アメリカは凄い。そして更に凄いの
が、僅か4日前に「ひとRiごと」で宣言した、人類初の火星
到達の夢が西暦2015年に実施されそうだということ。月は
たかが地球の衛星にすぎない。ところが、火星は地球と
同じ太陽系の惑星である。隣とはいえ、地球外の惑星に
人類が降り立つ計画なのだから、実現はともかく、計画が
立案されたこと自体が画期的である。2015年はまだまだ
私の生存範囲圏、もうあと10年だ。▲ 人類初の月面着
陸の名場面から、早くも40年の年月が経つ。アポロ計画も
その後は全くの音沙汰がないままに多大な年月が過ぎ
た。不思議にもかつて、他天体への人類初到達の事件
が、経済や産業への活力を与えた。「鉄腕アトム」や「バッ
ク・トゥー・ザ・フューチャー」などの架空の物語が現実を追
い越してしまった現代にあって、今や未知との遭遇は全世
界の人々にとって、待ちに待った科学の勝利の話題とも
言える。テロや不景気といった世界的に絶望感を伴う暗
いニュースが多い中にあって、少なくとも今後に希望を与
えるニュースである。別に、自分が火星に立てるわけでは
ない話なのだけれども。
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