今日のひとRiごと(2004年4月)
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21:18 GW前の忙しさ。今日もハードな残業をこなして帰宅
した。ヘトヘトに体が疲れ切っているので、
(HPの更新も面倒くさいものだ)
と、思っていたのもつかの間、恰好の「ひとRiごと」ネタが
私の帰宅を待っていた。▲ 一通の冊子小包が我が家に
届けられていたのである。差出人は、長崎県在住の「I」
氏。我が(金融機関時代の)恩師からだった。▲ そう言
えば、我が恩師とは新年の賀状を交わして以来、御無沙
汰してしまっている。そんな気がかりもあって、つい先日、
19日付けの「ひとRiごと」の文末に話題として、取り上げさ
せてもらったばかりであった。▲ 冊子の内容は紀行文。
「南米の秘境ペルー 冒険旅行記」とのタイトルが記され
ている。流石(さすが)に我が恩師だけあって、紀行のスケ
ールがデカい。それに比べて、我が主要訪問先の東南ア
ジア諸国などは、先生にとっては所詮、国内旅行の感覚
に過ぎないかもしれない。▲ 先生が南米を訪れたのは、
今回が2回目である。今から5年前、西暦1999年にも一度
訪れている。その当時、私は同じ南半球のオーストラリア
に語学留学で生活していた。その当時、頻繁にやりとりし
た手紙の中で、こんな文面を思い出した。
「南米旅行の紀行文を地域金融機関の機関誌に連載し
ていたが、”待った”をかけられてしまった。民間人に金融
の不安を抱かせている昨今の時勢に於いて、”海外旅行
などけしからん”という理由らしい」
▲ 現に、その時に同封してもらった機関誌は回数にして
3回分ほど。続編は未だに私の知る由もない。今回お送り
いただいた紀行文も、1999年当時の物と思いきや、先生
は昨年(5月)に新たな旅を実行していたわけだった。A4
サイズで、133頁にも及ぶ冊子を頂戴して、自分は本当に
幸せ者だと思っています。インターネットで見たい、知りた
い情報を簡単にアクセスできる時代になりましたが、場所
と時間を制限されないで読めるのは、書物ならではの特
権ではないでしょうか。いつしか我がコラムも、活字印刷と
して世に出る機会があれば、それこそ書いた甲斐があっ
たというもの。未だに先生とは郵便による手紙のやりとり
が情報伝達手段の主流になっています。弟子の立場から
ヒトコト言わせてもらえば、先生の書く直筆は読むのに難
儀しています。
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