今日のひとRiごと(2004年4月)

2004年04月28日
20:45 製本用のB5の用紙を求めて、近所の家電量販店 に赴いたが、そのサイズのインクジェット用両面印刷紙は 皆無だった。ところ広しと陳列棚が並ぶコーナーには、各 メーカーの「A4紙」ばかりが溢れている。事務的に、世の 中の紙が「A4紙」に統一されたことは承知していたが、今 更ショックを味わった。書類一枚では、「A4」のサイズが手 頃・規格化されても、束ねて読むとなれば、「B?」サイズ が圧倒的に便利だ。特に、電車の車内、寝床やトイレでな どで読むには尚更である。プリンターやパソコンが普及し たお陰で、単数印刷、単数文書が主流になった昨今のこ と、私みたいに製本が目的で、紙を求めに来店する客な ど在りはしないのだから、もっとな話ではあるが。▲ さ て、時代を先取りするのが趣味である当HPの管理人。近 い将来に、製本ブームが到来するかもしれないことを予言 します。自分で執筆などをしなくても、コピー機やスキャ ナ、プリンタなどの進化の賜物が、他人の著作に関わる 資料をコピーして一冊の本が作れるわけだ。かつての、 「CD-R」や「DVD-R」の様に(私にとってはDVDもかつての 産物、今は興味ありません)、媒体(空メディア)が「B5」サ イズの両面印刷可能なインクジェット紙になることは間違 いないと思っています。▲ そもそも、そんなブームの前 触れは、独占的なソフト価格のボッタクリにあると思ってい ます。制作が困難とされてきた書物が、次の標的になる のではないでしょうか。余談ですが、最近では生CD-R・ロ ムの価格が高くなってきている気がします。著作権料が上 乗せされて、定価に含まれているのだとすれば、今後は ハード(CD-Rライター機)・ソフト(媒体)共に未来はないモ ノと考えられます。ブームが去った後の、末路は悲惨で す。





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