今日のひとRiごと(2004年2月)
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18:10 今日も閏年について、具体的な法則の話です。
▲ 現在の日本の暦は、グレゴリオ暦です。1太陽年(地
球が太陽を1回公転する時間)は平均365.2422日(365日
5時間48分46.08秒)と言われています。一方のグレゴリオ
暦の1年は、365.2425日です。単純に、4年に一度、閏年
を設けて一日増やせば、長い間に今度は日数が多すぎて
しまいます。一般では、西暦の4の倍数の年は閏年で、更
に100の倍数以外の年は平年であると知られています。つ
まり、西暦1700年、1800年、1900年は、本来4年ごとに訪
れるべき閏年ではありませんでした。▲ さて、記憶に新
しいのが、西暦2000年です。この年は私はオーストラリア
で生活していましたが、カレンダーにはシッカリと2月29日
があって、実際にその日を過ごしました。海外ではユリウ
ス歴だったのかな。冗談はさておき、当時の日本では、こ
んな話題でさぞかし盛り上がったことでしょう。知らぬは自
分だけ? オーストラリアでは誰もそんな疑問に関心はな
かったみたいで、私の疑問なんか誰にも相手にされず、
みんな当たり前のように生活していました。▲ 4と100と
400の倍数の年は閏年なんですね。グレゴリオ歴のこの涙
ぐましい調整の結果、太陽年とのずれは、3319年間に1日
だけというのだから、約400年も前にこの暦法を発明した
天文学者は偉いです。
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