今日のひとRiごと(2004年2月)
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20:41 オーストラリアは、今から200年ほど前にイギリス
の植民地となって以来、イギリスの国王や女王が元首を
兼務し、その代理人として「総督」を置いている。総督は、
今では象徴的な存在でしかないものの、オーストラリアの
政治が収拾できないほど混乱した場合は、首相の解任や
議会の解散を行える権限を持っている。
オーストラリアの国家を代表する人がイギリス人というの
はおかしい、と考えるオーストラリア人も多い。建国以来、
200年余りという浅い歴史の国家では、国家建立を成し遂
げた1世と、自らが新しい国家を築き上げるんだと主張す
る新世代との対立があっても、何ら不思議はない。古来
から存続する単一民族(琉球・アイヌも含めますが)による
国家に生まれた日本人にはピンと来ないかも知れませ
ん。
ハワイに次ぐ、リゾート地があるオーストラリア。僅か200
年の建国以来、「アボリジニー」や「白豪主義」の民族的な
偏見を生みだした悲劇の大陸でもあります。明日は「白豪
主義」について、コラムしてみます。
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